eyeCatch

前回に引き続き、CRAWFISHのスモールDxへの取り組み事例として、備品管理サイトの開発案件について紹介させていただきます。

開発の経緯


サイト開発の依頼元は都内で建設関連業を営むK社様。同社の依頼で備品の利用状況をモニターするWebサイトを開発しました。

同社では備品の在庫管理を専門に行うスタッフがおらず、社員持ち回りで各フロアの在庫状況を点検するのが日課でした。製図に使用する備品点数は多く、使用頻度も高いため、在庫の点検は毎日欠かさず行う必要があり、それが社員の負担となっていました。

この課題解決のため、備品管理専用のWebサイトを構築しました。備品の在庫状況をシステムが監視することで、社員は持ち回りの点検業務から解放され、本業により多くのリソースを集中させることが可能になりました。


Before


当日の担当者が毎日各フロアの備品の在庫状況を見回り、必要に応じて在庫の補充を行っていました。使用頻度の高い備品は補充前に枯渇することがありました。

After


備品情報と在庫数をデータベースに登録し、専用のWebサイト(以下)からデータの閲覧、検索、編集ができるようにしました。備品スペースの近くにタブレットを設置し、持ち出し時に利用数を入力することで、備品の在庫状況をシステムがリアルタイムに監視し、在庫数が所定の数量を下回った際に補充時期を通知する仕組みを導入しました。

また利用者の利便性を考え、以下の改善を行いました。

  • タッチパネル操作でカンタンに備品の利用・補充ができるようUIをデザイン。入力時の手間を軽減。
  • 備品の保管場所がすぐに分かるように、タグ検索機能を追加
  • 部署毎に備品の在庫状況が管理できるように、フロア毎にアカウントを作成

備品管理サイト

備品管理サイト

備品管理サイトの導入により、社員は日々の点検業務から解放され、補充前に備品が枯渇することもなくなりました!